潜伏期間のクラミジア検査と下痢や嘔吐の副作用に注意

クラミジアはとても広く感染しやすい病気として有名です。高校生を対象にした調査では、13.4%が感染しているとの報告もあり、知らない間に蔓延する可能性が非常に高い病気でもあります。
その原因として考えられるのが、潜伏期間の長さと自覚症状の無さです。まず潜伏期間は1週間から3週間程度あります。以前は病院で検査を行っていましたが、クラミジア検査キットによって自宅にいながらでも簡単にわかります。しかし潜伏期間中は検査を行ってもその反応が現れず、その間に性行為などを行うと他人へうつしてしまいます。そのため知らないうちに、他の人へと広がってしまう可能性が非常に高いです。また実際に発症しても80%近い人は無自覚のまま過ごしてしまいます。男性でも尿道から少し膿が出る程度であったり、女性ではおりものが増えた程度しかなく、感染に気づかない人も多いのです。
感染が発覚すると、抗生物質と抗菌剤を2週間ほど処方されて治療にします。薬によっては1回で効果が得られるものがあり、症状はすぐに治まりますが、処方された抗生物質がマクロライド系の場合下痢や嘔吐、腹痛などの副作用を起こしやすい傾向にあります。すぐに効果が現れて症状がなくなるので治ったと勘違いしてしまう人が多いのですが、実際には体内の菌は死滅しておらず、まだまだ人に感染する可能性があるので注意が必要です。この段階で薬の服用をやめてしまうと、また症状をぶり返してしまいます。また、症状がないからと言って性行為を行えば、他人に感染させてしまいます。このようにすぐに治ったと錯覚してしまう点においても、この病気が感染を広めている原因でもあります。感染が発覚した場合は、医師の指示に従って最後まで治療にあたる必要があります。